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2024年春ミュージックビデオ制作後記

多くの場合、ミュージックビデオを制作する大きな目的と言えば、曲の紹介ですが、Oxygen Musicにとっては、「主の臨在が溢れている場所を映像でとらえる。」という事が、最も大事な目的です。撮影した場所は、ニューライフキリスト教会の礼拝堂でした。ニューライフキリスト教会の教会員の皆さんが、毎週集まり、礼拝を捧げている場所、数えきれない神様との出会いの思い出が詰まっている礼拝堂でしたので、ロケーションとしては、最高でした。

 

今回は16名のニューライフキリスト教会のワーシップチームの皆さんが参加して下さいました。僕がワーシップパスターになって、かれこれ15年経ちますが、彼らと一緒に教会の礼拝を支えて来ました。ニューライフのワーシップチームの大好きな所は、皆さんとても仲が良い事です。笑。長年色々な所で、ワーシップミニストリーにたずさわってきてつくづく思う事は、ワーシップで大事なのは、どれだけ音楽的な技術や能力を持っているかと言う事よりも、お互いの関係にどれだけ調和(ハーモニー)があるかという事です。一人一人が調和して、一緒に神様を賛美する時に、なんとも言えない一致と喜びが生まれます。一人一人の神様を礼拝する思いが、歌の歌詞と音楽に合わせて共鳴し、融合し、爆発する時、心の中に大きな力が生まれ、私達が賛美しているイエス様だけが、全ての賛美を受けるにふさわしいお方だ!という一つの思いが生まれます。その中で、私達の思いが神様によって変えられ、希望と喜びにあふれる体験をする事が出来るのです。

 

私達には、それぞれの考え方、趣向があり、歌いたい曲、アレンジ、スタイルが違います。しかし、一旦その様な主張を横に置いて、私達が共に主を礼拝する時、主のご臨在が生まれます。とても不思議な瞬間です。今回のビデオ収録でもその様な時を映像でとらえる事が出来たと思います。

 

このビデオ収録に参加して下さった、メンバーの中には、ご家族が癌の末期を迎えて日々闘病生活をされている方がいらっしゃいました。この方は、僕達全員にとってとても大事な存在で、母親であり、おばあちゃんでした。ご家族はもちろんですが、みんなの心の中に不安があり、祈りがありました。僕の祖父も、老衰の為入退院を繰り返していました。日を追うごとに、身体がやせ細って行く祖父を思うと、心が痛みました。事実、この撮影の2週間後に、闘病生活をしていた彼女は天に召され、僕の祖父も老衰で1か月半後に天に召されました。(祖父は、最期に信仰告白をしました。ハレルヤ!) その様な、痛みと不安の中においても、共に集まって神様を礼拝し始めると、そこに主のご臨在が溢れて、天のお父様は、私達の心に平安と喜びを与えて下さるのです。

 

「二人か三人がわたしの名において集まっているところには、わたしもその中にいるのです。」マタイ18:20

 

私達の賛美の内に、主も共にいて下さいます。このミュージックビデオは、ただの音楽の映像では無く、その様な様々な背景を背負う、私達の人生が、共に共鳴した瞬間だったのです。


 

テクニカルな面での話しになりますが、このミュージックビデオの制作は、以下の手順で進めました。まず曲をレコーディングして、レコーディングした曲を再生しながら、ビデオを撮影しました。後から、ビデオと音源を合わせてミュージックビデオの完成です。シンガーやミュージシャンの方々も一旦レコーディングを経ているので、撮影日にはリラックスして、楽しんで撮影出来ました。

 

レコーディングでは、まず、Pro Toolsで各楽器とボーカルを録音しました。ボーカルは、一人一人の声を個別に録音しました。生ドラムの録音だけは、レコーディングスタジオで行いました。最終、レコーディングスタジオで、Pro Toolsで録音した音源と、生ドラムの音源を合わせてミックスダウンを行いました。僕も、長年Pro Toolsで自宅レコーディングをして来ましたが、やはり、レコーディングスタジオで、ミックスダウンをするのはバランスを整え、音圧を上げる為にとても有益だと思いました。

 

ビデオは、前回のミュージックビデオでもお世話になった、Creative Cassell FilmsBen Cassell君が、今回も大きく貢献してくれました。ビデオを撮影したのは、彼一人だけだったので、同じ曲を4回ずつ歌っているのを撮影して、後からBen君が良いカットを編集で繋げ合わせました。映像のスタイルや撮影方法等、今回も彼のセンスが光りました。

 

 

ミュージックビデオの撮影方法には色々有ると思います。今回の制作方法は、かなりの労力と時間を必要としましたが、仕上がりはとても良いものになったと思います。視聴して下さった皆さん、ありがとうございます。これからしばらくは、制作のプロジェクトを継続して行きたいと思います。

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