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教会の廊下での撮影

今回、オキシジェンミュージックで初めてミュージックビデオがリリースされましたが、観て頂いた数名の方々から、「何故、教会の礼拝堂ではなく、廊下で撮影をされたのですか?」とご質問を頂きました。視聴者の立場に立つと、その様な事も疑問に思われるのだと思い、なるほどと思いました。

 

正直な理由としては、ビデオグラファーのベン君と、教会の中の撮影に適した場所を色々検討した時に、日光が入りやすく、今回の撮影環境が適した場所という事で、廊下が良いという事になったのですが、無意識的に、礼拝堂以外が撮影場所の候補としてあがった原因もあるのではと思います。

 

私達の生活の中で、神様を礼拝する場所は礼拝堂のみならず、多岐に渡ると思います。職場でも、学校でも、車の中でも、電車の中でも、家のリビングでも、キッチンでも、寝室でも、廊下を歩きながらもその場所は、礼拝の場所になる事が出来ます。あらゆる場所で、私達は神様をほめたたえ、礼拝する事が出来るのです。

 

ダビデは、サウル王から逃げて、ペリシテ人の王アキシュに捕われそうになり、気ちがいを装って命からがら逃れた時に(Iサムエル記21:13)、この詩篇を書きました。

 

私はあらゆるときに主をほめたたえる。私の口にはいつも主への賛美がある。

私のたましいは主を誇る。貧しい者はそれを聞いて喜ぶ。

私とともに主をほめよ。一つになって御名をあがめよう。

詩篇341-3

 

大変有名で素晴らしいダビデの詩篇ですが、その背景はけして心地良い状況では無く、問題や不安が溢れる状況の中でつくられた詩篇でした。

 

パウロとシラスは、捕らえられ足かせを付けられ、真夜中に牢屋の中で、神様を賛美する歌を歌っていました。

 

真夜中ごろ、パウロとシラスは祈りつつ、神を賛美する歌を歌っていた。ほかの囚人たちはそれに聞き入っていた。

使徒行伝16:25

 

 

 

ダビデや、パウロ、シラスの様な状況にはないかも分かりませんが、私達も教会の礼拝堂の中だけでは無く、この人生の旅路のあらゆる場所や状況の中で、主を礼拝し、主のご臨在を私達の人生に迎えたいと思います。主は喜んで私達の所に来て下さり、主のご栄光を現して下さいます。

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